diary

CHAOZとアンニンのグルメダイアリー

ダイアリーの更新が1年ぶりという怠慢をどうぞお許しください。


さて、今回は12月18日お茶の水文化学院にて日伊文化交流公演「ピノッキオ」(ローマ・アブスルダ・コミカ劇団)を観賞後、九段下にあるイタリアンレストラン「トルッキオ」にて、トスカーナを中心とした料理を堪能しました。
トルッキオ(イタリアン)◆千代田区九段南2-1-32第3青葉ビルB1階 03-3556-0525

「ピノキオ」は、だれでも知っているお話し。世界中で聖書、コーランに次ぐベストセラーです。しかし、「ピノキオ」の初の翻訳本が1920年(大正9年)に西村アヤさんという少女が出版したということをご存知の方は少ないことでしょう。アヤさんは、父(文化学院創設者の西村伊作氏)にピノキオの冒険を話して聞かせてもらい(もちろん当時は翻訳は出ていなかったので、原書を日本語にしながらの読み聞かせ)、をれを毎夜、聴くのが楽しみで、印象的な場面を絵にしたり、文章に書きとめていました。そして、父の勧めもあって、尋常5年生の時にそれらをまとめて、大阪の鈴屋出版から世の中に送り出しました。実に絵本の楽しみ方の原点をみるような、すばらしいエピソードです。2003年は、イタリアでは「ピノキオ年」と称して、様々なイベントが行われ、そのしめくくりとして「ピノキオ」とゆかりのある文化学院の講堂で芝居が上演されることになったのです。劇団の強い要望で、イタリア語上演でしたので、NHK教育TV「にほんごであそぼう」にも出演されている神田山陽さんの講談調の解釈つきで、舞台は大いに盛り上がりました。

舞台美術は、本国からもってきたもので、質素だがユニーク。衣装も素朴ながらキュート。ゼペットじいさんは、どちらかというと恋愛ものの主人公になれそうなイケメン。ピノキオは、身長190cm以上もあろうかという大きな男性。きつねとねこは、コミカルな役者たち。妖精だけが他と不釣り合いなくらい、美しく悩ましい。

ピノキオの作者、カルロ・コッローディは、トスカーナ地方の出身。フィレンツェを中心とした山間部は、美しい景観地です。そんな地で生まれた「ピノキオ」は、とてもイタリア的な精神の表現と言われます。「ピノッキオ」を観て、すっかり気持ちがイタリアンになったところでレストランへ直行です。

食前酒を飲みながら、今日の素材をみせてもらう。詳しいことを知らぬままに、トスカーナ風でまとめてくださいとリクエストすると、「トスカーナは、山あいの地域なのであまり魚介類は入らないので、肉料理や豆料理、芋などが中心です。秋冬の猟が解禁になる頃に食べることができるジビエは、山しぎ、鴨、鳩とあります。」野鳥をいただく機会はそうありそうにないので、魚介も混ぜて、トスカーナ風の味付けで、また、山しぎの料理も注文しました。料理の予算は、ひとり一万円くらいで。
メジナと赤座海老のカルパッチョ
薄目の塩加減が美味しい。すごくあっさりと美味しい海老を気づかずに食べてしまった人も。
バターの代わりにオリーブオイルを加えてつくられたパン
少し塩気が強い
ビゴリの製麺を実演してくれます。
目の前で、パスタマシーンからビゴリを搾りだすのが、ここの名物。
トリッパと黒キャベツのトマト風味のビゴリ
「こてっちゃんの味がする」という名言(迷言?)が。
確かにトリッパはウシの胃袋だけど…。
ナツメグ風味赤じゃがいものラビオリ、チーズソース
赤じゃがいもは皮が赤っぽいだけで、身はフツーの色。フランスだかの種を北海道で栽培。なめらかなマッシュポテトで、ナツメグの香りが加わり、やや甘みがあります。
イノシシのラグーソース、パッパルデッレ
幅広麺です。これぞ肉って感じのしっかりソースに生パスタもしっかりと応えてます。
イシダイの岩塩包み焼き
イシダイをたっぷりの岩塩とハーブで70分焼いて、20分蒸らす。ほっこりと柔らかく、塩味がきいていて、美味!! 沼津から直送がご自慢
山シギのオーブン丸焼き
キジ科だけど、シギです。ジビエ(野禽類)好きにはおすすめ。
身を引いていたひとも、美味しいと聞いて、頭部にも挑戦。
「美味しい」と一言感想が。赤ワインに、ぴったりのお味です。
右は、山しぎの頭を半分に切ったところ。みそがアン肝のような味
で美味しい。(形さえ見なければね)
カタナーラ
カスタード好きにはたまらないお菓子。
良質の材料を使って丁寧に作られたカスタードの冷製。
メロンのグラニテ ポルト酒かけ
メロンの風味のあっさりシャーベット、ポルト酒の香が爽やか。
いつもなら、ゲストのトークをお聞きするところですが、今回は
勝手にランキングと称して、今年一年のベスト3を選んでみました。
皆さんのベスト3と符合するものはあるでしょうか?

1.今年見た映画、舞台、展覧会などのベスト3

CHAOZ

 

ミラノ・スカラ座の「マクベス」「オテロ」

ムーティ指揮のスカラ座のオケに、心が震えるよう。チケット代高くてくやしいけど、やわらかな弦の響きに包まれて、幸せでした。

ギエムの「三姉妹」

アンソニー・ダウエルのソロが秀逸。シンプルな振付なのに、哀愁を感じさせる踊りで。もちろんギエムの叙情的な踊りも含め、一幕の演劇のようなバレエ。

モリモトショールームでの東恩名納一のインスタレーション

デザイン系マンションメーカーのショールームで、好き放題!?のインスタレーション。台所からトイレまで、生活感のない生活空間が異空間に。

アンニン

 

ローザス『レイン』

 

振付:アンヌ・テレサ・ドゥ・ケースマイケル
音楽:スティーヴ・ライヒ『18人の音楽家のための音楽』(1976) のスリリングな関係が生み出した最高傑作。シンプルな舞台美術、衣装ながらも躍動感あふれる美しい動き。

ノクターン 月下の歩行者

言葉、身体、音楽、美術を総合した前衛的な野外劇で知られる「維新派」。演劇の新しいスタイルを観た気がした。

ヘレン・フランケンサーラー木版画展

郡山CCGAギャラリーにて。豊かな色彩と創造性溢れる絵画空間により、気持ちのいい抽象絵画を形づくっている。

イラストレーターT

 

映画「キル・ビル」

自分を信じることしか道は無いと再確認させてくれる作品に出会えると勇気づけられます。私はヘナチョコなので

ライブ「The5678's」

展覧会「合田佐和子展」

女子大生

 

ウォーレクイエム 

監督・デレク・ジャーマン。ビューセナーの戯曲。

レオンスとレーナ

ベルリーナアンサンブルで観ました。

裁かるるジャンヌ

カール・ドライヤー。サイレント映画

2.今年飲食したもので美味しかったベスト3

CHAOZ

 

トルッキオの生パスタ(ビゴリ他)

乾燥パスタとは、まったく違った食べ物ですね。もちもちしてるけど、もったりしてない。ソースがしっかり味なので、ワインにもグー

グリーン食堂の野菜チジミ

かりっとしていて、でもしっとりとも。たっぷり具が入っていて、ビールにもマッコリにも真露にも合います。

小浜の鯛の小笹漬け

たまたま小浜へ旅行に。演芸を聞いたあとに一献、御水送りに参加したあとに一献。酸味がやわらかく、日本酒がすすみます。

アンニン

 

ソウルの屋台で飲んだマッコリ

お酒に弱い私でさえ、さらりとしたのどごしは、するすると杯が空になりました。

沖縄で食べたそーきそば

西海岸の岬の突端にあるワシタ食堂、メニューはソーキそばのみ小さな店でした。

樋上公実子さんにいただいた温泉パン

栃木「あさひ堂」製。温泉の湯を使っているわけではないが、重量感あり。

イラストレーターT

体調と気分が良いときに食べたものはすべて一位,こういう言い方はつまらないかもしれませんが、w友人や家族と楽しく食べたものは何でも美味しかった!

女子大生

 

ヤマシギ

ちょっと臭みがあるけど、盛りつけが素敵!

トッポギ

うまかったー。韓国料理。

マンゴージュース

六本木ヒルズのアンデルセンで売っている。

3.今年読んだ本でベスト3

CHAOZ

 

「クライマーズ・ハイ」横山秀夫( 文藝春秋)

サラリーマン生活が長くなり、やっと私もこういった小説が理解できるようになりました。日航機墜落の事件をめぐる地元新聞社のあれこれ。 

「江戸の性談」氏家幹人(講談社)

 

洗濯をするってことが、誘い誘われのキーポイントだったとか、例によって男色の話とか、面白いこと、いっぱい。

「こころ」はどこで壊れるか 精神医療の虚像と実像]滝川一廣 聞き手・編:佐藤幹男」(洋泉社新書)

昔っから児童虐待はあったけど少子化などでクローズアップされるようになったとか、精神医療の不遇な環境とか、蒙を開かれました、ハイ。

アンニン

 

「女の一生」遠藤周作

長崎に久しぶりに出かけてみたくなった。

「女の一生」モーパッサン

20才の時に読んだものを再読して、見えなかったものが見えた気がした。

「毎月新聞」佐藤雅彦

抱腹絶倒!

イラストレーターT

「フラナリー・オコナー全短篇」フラナリー・オコナー著
「サイケ」、「人呼んでミツコ」姫野カオルコ著
全て一位
 

女子大生

 

有閑倶楽部 

コミック

ターン

北村薫

アドルフに告ぐ

手塚治虫