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大人のためのファンタジーを目指して “空”というのが、自分にとって欠くことの出来ない重要なモチーフでありテー マです。 「Hello, Newton」は、ピサの斜塔に題材をとり、倒れないよう 月が塔を支えている状況を描いた作品ですが、こういう現実にはありえない世界 を空想することが、制作の契機になっています。 「午後のRadio」には、青空 の下、どこまでも続く砂浜でラジオを聞く人を描きました。誰の目も気にせず一 人の時間を満喫する自由さを、現実にも持つことが出来たらと思うのです。 室 内を描いた作品に“空”は登場しませんが、コバルトブルーの絵の具は「天体図 鑑」では、濃い闇となり希望の象徴でもある光を際立てさせたり、「Gallery」 では、魚を泳がす水となって超時限的空間を出現させたりします。 描くことは、 少年の夢を持ち続けたまま大人になった自分の一生の仕事であると思っています。 初個展以来のテーマを発展させて、さらに大人のノスタルジイを誘発すような世 界が構築できたらと思っています。尾関裕隆 back |
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