PinpointGallery/ワークショップレポート2011

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はるみるくさんのレポート

絵本講評 講師:木村真さん、広松由希子さん


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今回の会場は、ギャラリー内ではなく他会場ということで、時間厳守の中、時計を気にかけながらの講評会。まずは、講評していただく絵本に自分で帯を書くというところから。自分の作品を簡潔にまとめられ、客観的に観れるかな?という力をつけるためにも良いそうです。作者が帯を書くと、伝えたいことが多くなるので、どうしても長文になってしまう。うまく読者を引き込む文を書くのは難しいなぁ~と実感しました。
 さて、帯が書けたところで、次は前に出て発表です。帯を読み、絵本をみんなに読み聴かせ。そして、参加メンバーから意見や感想、木村さんからのコメント、質問に応えていただくという形式を一人10分で。という当初の時間配分では収まらないほどに、非常に内容濃く、色んな方々の作品から学ぶことができました。



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翌日の広松さんの講評会では、少しアットホームに、参加メンバーは大きな輪になって座りました。時間厳守という掟があるので、今回は始めから講評をしましょうとタイマーを片手に広松さん。絵本を読み聴かせて、意見や感想を交わして、広松さんからのコメントでまとめていただきました。

 作者は、制作に夢中になり、伝えたいことも、絵本に詰め込みたい思いもたくさんあって、いつしか読者の目線で作品を観れることができなくなってしまいます。そんなとき、自分の作品を客観的にどう観るかというポイントを今回の講評会で学べたと思います。個別に詳しく、展開や構図、言葉についてアドバイスがあり、他の方の作品のことでも「なるほど~」と思いながら、びっしりとメモをとっていましたが、お二人のコメントの中で共通してよく出て来たポイントを以下にまとめておきます。ぜひ参考にしてください。

・絵本の対象者は誰なのか、誰に一番読んでもらいたいのか?
絵本を作る私たちは、もう大人ですから、あらゆる事を経験し、知識がいっぱいです。文も絵もおおよそ理解でき、作者の気持ちを汲み取ってくれる努力を大人はしてくれます。でも、子どもはまだまだ知らないことだらけ。子どもの理解できる言葉を選び、お話の展開や見せ方の工夫が大切です。誰かが自作の絵本を読んでいるところを想像して、読者に寄り添う気持ちで、丁寧にお話の世界に導いてあげましょう。

・ お話の世界の設定は組み立てられているか?
もし、動物たちを主人公としたお話なら、どうしてその動物を選んだのか考えましたか?動物の性格・性質を生かしてあげましょう。好きだから、ただ何となくではお話に説得力が欠けてきます。また、子どもが主人公なら、子どもの言動や行動をよく観察してみましょう。絵本の世界観の舞台設定も決めておきましょう。主人公の普段はどんな暮らしをしているだろう?どんな人間関係をもっているんだろう?お話の中に登場することはなくても、舞台設定をすることでお話の展開にも必然性が生まれて説得力のある世界観ができます。

講演会:内田麟太郎さん



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私は時間を間違えて、大遅刻の大後悔。少ししかお話が聴けなくて残念でしたが、たくさんの絵本を出版された経験の中で話される内田さんの言葉には、絵本のような暖かみがありました。
「自分の心にも子どもがいて、楽しんでわくわくする気分でかく。そのウキウキ感が親和力となって、子どもの生身に届ける体温のある絵となる。」
これが私の心に残った言葉でした。内田さんが絵本の言葉を引っ張ってくる課程を聴いているこちらも、楽しそうだなぁ~と伝わってきました。だから、子どもたちが楽しんで絵本を読めるわけですね。
 最後に、たくさん本を読むということは、10年後の自分のために、本の感覚を磨くことにつながりますからね。たくさん読んでください。と、絵本作家を目指す方々に、言葉をいただきました。
 言葉が豊かな日本語。豊富な分、私がまだまだ知らない言葉も、楽しめていない言葉も、本にはいっぱい詰まっています。10年後の自分のために読む。そう思うと、人生を深めていくようで未来の自分が楽しみですね。





2011年レポート 製本

本の中身が飛び出すポップアップ製本(豆本サイズ)を作りました。表紙の色は好きな色を選びます。

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ポップアップするページは、まるで折り紙を折るように丁寧に紙を折っていきます。


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参加者一同、出来上がった作品を手にご満悦!

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