Competition

第9回ピンポイント絵本コンペは応募審査ともに終了しました。次回の受付は2009年春の予定です。

第9回 ピンポイント絵本コンペ審査結果発表

第9回ピンポイント絵本コンペ入賞作および通過作品を発表いたします。応募数245作品。審査の方法は、1次審査は個別審査で審査員がそれぞれに作品を読み良いと思うものをチェックします。この1次審査でチェックが入った作品が1次審査通過です。2次審査以降は、審査員が全員揃い多数決制。最終選考は、2次審査通過作品を1点1点、細かな点まで審議される合議制です。最終選考までのぼった作品は、どれもかなりのレベルがあるものばかり。入賞の6作品は、それぞれに個性的、魅力的。くわしくは、審査員のコメントをお読みください。受賞展は6月30日から7月19日まで順次開催されます。ぜひお出かけいただきたき、たくさんのご意見を伺いたいと思います。たくさんのご応募ありがとうございました。

作品タイトルをクリックすると大きな画像と作品説明が出ます。


 受賞者名
作品タイトル

 最優秀賞 1作品
(2008年6月30日〜7月5日個展)


 優秀賞  2作品
(2008年7月7日〜7月12日2人展)

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 入選   3作品
(2008年7月14日〜7月19日3人展)
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最終選考まで残った作品(22作品)

小沢 夏美 『みちくさノート』
いわた 慎二郎 『あなをほるオトコ』
大橋 エイコ 『ガッツくんとふしぎなおうち』
金澤 恵美 『おはなし』
富樫 菜穂 『もしもし』
伊藤 夏紀 『たきのぼり』
米澤 崇治 『ヒッキ−くん』
吉田 ようこ 『もりのゆうびんやさん』
大西 美沙希 『ネコのおもったこと』
小島 枝里子 『なつなんかだいっきらい』
誉田 みくり 『とかげくん』
佐々木 貴行 『カッパ沼のハス』
中村 桂三 『いしがごろごろ〜なにができるかな〜』
山田 沙奈恵 『ながいながいなわとびなわ』
石川 晶子 『はしびろさん』
島村 ちひゅん 『なきむしオオカミ』
乙井 順 『かよちゃんのたんじょうび』
田中 毬 『おっき・おねんね』
みなみ ふたば 『犬・大好き』
つきよの うた 『ピンク』
糸井 千恵美 『ぼく猫になったよ』
山本 暁子 『くものおばばとぎんのいと』

2次予選通過作品(70作品)

すぎのめ はちお 『やぁ たろーくん』
木暮 奈津子 『タコの学校』
寺島 ゆか 『いぬのさら』
小林 阿津子 『おばけのぼちぼち(ホットケーキ編)』
いわた 慎二郎 『はらぺこチーター』
九本 野住 『だれかとわたし』
尾関 裕隆 『こたいち』
植 章修 『フーガとながいよる』
白井 ひさ絵 『むぎゅう』
立原 圭子 『ふたつのねがいごと』
立原 圭子 『いっついの羽』
いいづか みきこ 『かいとうニャーン』
小島 聡子 『きいろいくん』
cem 『マロンとジニー』
中森 亜紀 『雪のふる日には』
中西 修二 『おおきななきごえ』
オオモリ テル 『おまめがにげた!』
山田 あり 『占い猫シャーケ』
山田 あり 『占い猫シャーケ2(うせものさがし)』
カワカミ サエコ 『アフロくんのひきだし』
木工工房candy 『イチゴ』
多屋 光浩 『くるくるひげのチャ−リ−』
ながた かず 『チュ〜チュ〜チュ〜ぶ』
尾家 杏奈 『はだかんぼのおひめさまとへびとおいしゃさんの話』
尾家 杏奈 『うさぎのきんのくびかざり』
加藤 休ミ 『あかだまくんのしごと』
やまもと てるのぶ 『そらをみたかに』
笠島 恵 『よるのなきごえ』
西島 尚美 『るすばん するばん』
さいとう ゆかり 『ことのは』
なぎさ 『オレンジジュース』
信田 照幸 『ぼくの庭』
eyeueo, 愛植雄 『大きなかぶ』
藤川 葉子 『しゅうせい駅』
本間 希代子 『夜の女神と星の笛』
ささ さとこ 『ボニーのマフラー』
間中 美有紀 『ぞうきん』
稲川 愛 『こねこちゃん』
福原 麻実 『夜の音』
櫻井 美奈子 『王さまのアイスクリーム』
神谷 直子 『鼻の穴』
長実 徹 『世界一すてきないす』
重田 紗矢香 『こまったママさんねずのばん』
ミズノ マサミ 『ポルルおばさんのスープ』
スズキ ミオ 『おじさんとこねこ』
近藤 妙子 『しゃぼんだま』
田中 直樹 『うさかめ』
山岡 みね 『けんたろうくんとけんぞうくんのゆかいなまいにち』
かわさき あづみ 『はんたいことばでものがたり怪盗カモーイの逃走』
おざわ ゆき 『ねこがいなくなっちゃった』
隅原 菜恵 『ちゅんこめ地蔵』
市村 美穂子 『ぶたくんのかみヒコーキ』
天春 知子 『チロちゃんちのごはんのじかん』
本城 真依子 『TSUBOMI』
藤川 尚子 『わしら宇宙人』
世永 佳子 『ぴんぽんあぱーと』
久住 真理子 『ちょちょいのぴょん』
桜木 ゆみこ 『くじらぶらんこ』
よのすけ 『ドアニ中尉』
大山 奈歩 『Edie et Sedgwick(イディとセジウィク』
いしはら なまこ 『すいどう』
佐々木 貴行 『すいすいさららいずみちゃん』
岡本 よしろう 『ドロボー猫トラ吉の遍歴』
てるま 類 『ぼくのかおヒコーキ』
藤間 さちお 『スノーメイカー』
岡本 伊織 『オマツリ』
平岡 佐知子 『ざぶん』
ふるはし 『ぐうたらぐうさん』
しあわせ かなこ 『ぺんぎんのめがね』
松木 育野 『こびとのモーノとおつきさま』


1次予選通過者作品(94作品)

marmin 『Time for Sweets! おやつのじかん』
家原 利明 『ここにいるよ!』
みすぎ ひろのり 『welcome to tiny planet』
石橋 なみ 『カブカブの太陽』
Y.YADA 『星と歩けば』
くろかわ つきえ 『リトリトもりのあらしの一日』
西林 佳子 『ロディのふわふわけがわ』
ハマダ ケイコ 『さくらスープ』
吉田 篤史 『僕のどうしてもほしいもの』
はしもと ふみ江 『月さがしの森』
いなおか ときこ 『いざかや半べえ』
高山 まどか 『青いサンタのおくりもの』
和田 彩音 『自転車のりたいな』
西尾 佳菜 『ゴーディンのさがしもの』
北村 清夏 『かおをつくる神様のはなし』
きたるり 『ぶたとぴぴんがり』
佐藤 文子 『ひなこちゃんとことりちゃん』
田矢 奈緒子 『しろいきんぎょ』
妃呂麿 『月光』
安藤 司 『お魚になった木の葉』
武井 淑子 『キャベツの数えかた』
井上 優子 『ももずきんちゃん』
AKANE 『旅するマンゴー』
岩田 智代 『少しきどった色の記し』
タテガサワ マイ 『ぎゅうこつくんのあさごはん』
MIDOMIMI 『レシ』
さとう ゆきお 『しろくろくんイェーイ!』
伊藤 夏紀 『ちいさなチーフ』
小松 ゆりこ 『リスの森』
神舞 美季 『ちいちゃんのかみのけ』
若生 奇妙子 『もぐちさんはおなかがすいていました。』
岡野 その子 『まちのねずみといなかのねずみ〜イソップ〜』
藤村 育三 『A TREE&A BIRDちいさくてよわいとりからみんなへのおくりもの』
水野 朋子 『おでかけの日』
まつもと かずえ 『くつがひっかかったら』
桜木 ゆみこ 『まりちゃんのくびかざり』
新井 緑 『おるすばん』
東 順子 『ある日ぼくは...』
小川 美幸 『すずめのきもち』
サトゥー芳美 『スタイルブック』
山田 悠加 『まほう使いぼうやの本』
ソラノ 雄二 『かってなたいよう』
大宮 誠太郎 『ミギャー屋敷』
本安 恵 『モコとおさんぽ』
宮脇 亮 『トリコシフクロウ』
コイケ ミカ 『まりえのおほしさまはどこ?』
鳴井 健太 『ドのみのうた』
もろおか あおい 『めぐる、めぐる』
東野 みゆき 『となりのドクロさん』
chiyo 『うれしいことを考える』
chiyo 『Love letter』
Ayumi 『きらり』
原田 哲 『とっておきのメガネ』
ばば さゆり 『丸描き虫の一生』
添野 耕子 『あくしゅ』
シャロット井上 『ドラキュラのパンの笛』
森 水生 『おこりんぼうのシロクマさん』
飯田 遊子 『ねこマンマ』
しみず はるか 『オージの雪』
中村 三花 『ドリーム』
小林 敦 『DANDAN'08』
川村 まさこ 『ゾウの時間 ネズミの時間』
ますみかん 『まよなかのれいぞうこ』
はしもと よしみ 『いっぴきたぬき』
指田 ふみ 『いちにちのおわりに』
池田 英輔 『 butterfly girl』
近江屋 白朗 『あおいぼうしの1・2・3』
中川 ゆかり 『渚恋物語』
尾家 杏奈 『くまのこチッキのつまみぐい』
犬山 菌 『森のシンフォニー』
松本 ゆか里 『たまごのおやぶん』
sei 『うごく木』
亀若 美穂 『にげだしたひつじ(ドリー)』
上杉 真也 『だいキリン What Great Godgiraffe! 』
YUMI 『わた売りちゃん 心のともだち』
小野 勝子 『ゆきのひ』
ゆかわ れい 『ワッフル屋しましま』
シバタ マキ 『せかいいちの ちっちゃいこぶた』
加藤 由 『うさぎさんのことしってる?』
加藤 由 『おっ!ごちそうだ』
駒形 麻衣子 『とろける家』
さかの ともこ 『ポンちゃん とびらのむこうに』
きたざわ けんじ 『ひとつだけ』
川口 江美 『さくちゃんとうみ』
椋林 郁美 『しっけくん』
ごとう まり 『ペンギンぼうやそらをとぶ』
君野 可代子 『うたうとり』
けいじ 『せがたかくなってくびもながくなったキリン』
いとざくら ゆかり 『げいじゅつはバクハツだい』
西中 じゅんこ 『ひよりうた』
かねこ ゆき 『まどのほん』
まつむら れいぞう 『ころころころ』
三田 圭介 『おおきなかさ』
久保田 寛子 『キャベツまつり』

審査風景




小野明

今回は応募作品数が過去最高。応募してくださったみなさん、ありがとうございます。絵本という可能性に満ちた魅力的な世界に向かう熱気をひしひしと感じました。でも気になったことが二つ。近年減っていた《共感要請本》と《他人事の励まし本》が今回はかなり目につきました。《ね、わかるでしょ?わかって!》という本と《大丈夫、きみはひとりじゃないよ(私は大丈夫です)》という本ですね。どちらも自分の伝えたい事を表現として整える工夫が足りなく思えます。かたや、ナマ。かたや、切実さの希薄。もう一つは、あまりに話の展開・構成が尻切れトンボのものが多かったこと。あれ?これで終わるの?という作品です。もっと、ためつすがめつ。練り込む。完成度を疑う。もっともっと。今回の最優秀作は久しぶりの総合力の栄冠。おめでとう!と同時にもっと一点突破力、突出力の表現よ集まれ!選外では、ともかく『犬・大好き』ののんびりした異空間にやられました。次回も待ってます。



澤田精一
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絵本のコンペというのは提出された作品を審査員が審査をするのだけれども、そもそも作品つまり表現というきわめて個人的な営みを比較するというのは無理なことなのである。それでもそういうアクロバットな作業をさほど困難なくおこなえるのは、比較とはいえ厳密に比較することができないことと、表現そのものの成立する要因が非常に複雑であることによっている。それでもこの作品が良いと思えるのはその作品がとにもかくにもきわだっていて表現としてのすごさをもっているときで、だから先生にレポートを書くように絵本は描けない。しかもそれは表現なのだから読者がこういう作品を読みたかったという欲望の先取りがなければならない。ところでこの他者の欲望の先取りは方法として語ることができないのだ。言語化できない以上それは教えられない事象に属し、かくして作家は自分の感覚を信じて描くしかなくなる。それほどまでのことを信じて描くのである。




広松由希子

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よくも悪くも粒ぞろいの印象。目に心地よい作品が多く、一次審査では全作品を見終えても疲れが残っていないことに驚きましたが、興奮もあまり残っていないのは残念でした。例年より、絵と文を別の人が手がけた作品が目立ちました。相乗の力になるとよかったのですが、文と挿絵の足し算では、伝わるものが弱くなり逆効果です。「絵本的」なありふれたテーマでも(テーマの時点で不利ですが)、借り物でなく作者自身の表現として結晶化した作品ならば素通りしません。入賞に届かなかった作品にも、大きな期待を抱かせるセンスが光るものがありました。巧拙を超えて強い思いが伝わってくる作品は清々しく、絵本の明るい未来をも感じさせてくれました。魂は形になるはず。最優秀賞と優秀賞は紙一重でしたが、最終的には、自分の表現を信じ、最後まで手を抜かずに絵本の形に落とし込んだ作品が残ったと思います。創造主になりきって、世界を作り込むことを楽しんでください。




西須由紀

今年もたくさんのご応募ありがとうございました。受賞作はそれぞれに絵本の形を整え、心にコツンと響くものがありました。「CIRCUS」のピエロが奏でるメロディーに始まりの予感が伝わります。メロディーは途中で変拍子になりまた戻る。まるでソナタ形式の音楽を聴いているよう。「カナカナ」の杉山ヨシタカさんは、絵本コンペに9回連続応募の末の勝利。あきらめないことも才能のひとつという言葉を証明してくれました。真夏の一日の場所、時間、気持ちの移行が劇的です。「すずしろ町のおはなみ」は、最近ではあまり見かけることが少なくなったご近所づきあいの場面を和やかに表現。「あかさんとあおさん」信号機の赤と青が20年の歳月を経て出合う。その発想の面白さに拍手。「ロボットボロタン」は、こどもの読者が喜ぶ姿が目に映ります。構成が見事。「かなぶん ぶん ぶん」かなぶんがぶ---んと飛んでいき、何かにぶつかるとごちっ。絶妙な緊迫と弛緩でした。

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第1回〜8回絵本コンペ受賞作はこちらから。

第8回絵本コンペ受賞展の様子 はこちら。

NEWS

第6回ピンポイント絵本コンペ優秀賞受賞作「いもむしれっしゃ」作・絵にしはらみのり がPHP研究所より2007年7月に刊行されました。1260円(本体価格1200円) B5判変型上製
「いもむしれっしゃ」は「虫が丘駅」を発車しました。途中で大グモが現れ、危機一髪! そこへかみきりレンジャーがやってきて……。

受賞時の作品に手を加え、一段とむしたちの世界の息づかいがリアルに楽しく響きます。ページのここかしこに発見があり、細部まで凝ったユーモアに溢れています。いもむしれっしゃが一日の仕事を終え、日がくれ、体をきれいにして眠りにつきます。


全国の書店、絵本専門店で販売されます。また、ギャラリーにて販売しています。ネット上からは、PHP研究所
からどうぞ!

第5回ピンポイント絵本コンペ優秀賞受賞作「えんふねにのって」作・絵 ひがしちから が2006年3月にビリケン出版より刊行されました。

 
「えんふね」という言葉の響きが子供心をくすぐるなんとも不思議な素敵な絵本です。作者のひがしちからさんは、幼稚園の美術教諭をしながら絵本制作をしています。複数の幼稚園に赴くので、年間数百人の園児たちを担当されるそうです。身近にこどもたちと美術を通して触れあう機会をまさに絵本に生かしています。こどもたちの生き生きした表情、こどもたちの喜びどころを見事にとらえています。

全国の書店、絵本専門店で販売されます。また、ギャラリーにて販売しています。
ネット上からは、ビリケン出版メールオーダーでぜひどうぞ!

第3回ピンポイント絵本コンペにて最優秀賞受賞作『こんなおつかいはじめてさ』オームラトモコ 講談社より2005年9月に刊行されました。
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(表1)                            (表4)

第3回ピンポイント絵本コンペにて最優秀賞に選ばれましたオームラトモコさんの作品が講談社より出版されました。受賞作は『キースとパッドおつかいにいく』というタイトルでしたが、出版にあたってタイトル、本文、画面など随所に描きあらためられています。

テンポのいい文章にあわせて、画面が絵巻物のようにぐんぐん動いてリズミカルにページが進んでゆきます。編集を担当してくださったのは、長岡香織さん。以前から読み聞かせ会のときに年齢、条件を問わずに導入できる絵本がほしいと考えていたそうです。こどもが絵本と向き合うための切り替え時間をこの絵本が担ってくれそうです。

オームラトモコさんにとっては、単行本絵本の処女作。これからのさらなる活躍が期待されます。
ご覧いただいて、率直なご意見などをぜひお聞かせください。

全国の書店、絵本専門店で販売されます。また、
ギャラリーにて販売しています
ネット上から、ご購入希望の方はこちらから


おばあちゃんのいえに りんごを とどけるおつかいを たのまれた。
もりを ぬけ かわを わたり どんどんすすめ ぼくのじてんしゃ どんな ハプニング だって へっちゃらさ!
第4回ピンポイント絵本コンペ 最優秀賞作ドドのこぶね』が『ドドとヒー こぶねのぼうけん』絵・こばようこ 文・おだしんいちろうというタイトルで 金の星社より刊行されました。(2005年3月)

絵本コンペは、絵本作家を目指す新人を応援しようという主旨のもと2000年からはじめられました。それは、出版社がタイアップして受賞作が必ず出版されるという仕組みではなく、副賞を展覧会として、それぞれの作品に似合った出版社に引き合わせようという試みです。毎回、受賞作のうち1〜2点はどちらかの出版社より声をかけていただきますが、会議を通して実現していくことは簡単なことではありませんでした。この作品は、金の星社の編集者東沢さんが熱心に手助けしてくださり、出版にこぎつけることができました。著者のこばさん、おださんは、時間をかけて推敲をし直し、必要な修正をほどこし、タイトルを替え、素晴らしいデヴュー作に仕上げました。
主催者としては、種を蒔きはじめてから5年。ようやく若い双葉が育った思いです。これからもいろいろな形で若い作家を応援していきたい。審査もますます緊張の時となりそうです。

ぜひ、たくさんのみなさまに
『ドドとヒー こぶねのぼうけん』をご覧いただいてご意見ご感想などをお寄せいただきたいと思います。全国の書店、絵本専門店で販売されます。また、ギャラリーにて販売しています。ネット上から、ご購入希望の方はこちらから

 
(表1)                     (表4)

ウリの村に住むドドとヒーの兄妹。大雨が降ると家が水びたしになりますが、いつものことだからへっちゃら。この日も水に浮かんだベッドでゆらゆら揺れながら眠っていると、寝ているうちにベッドごと家の外へ流されてしまったからたいへん!