【フィレンツェの薔薇】  宇野 亜喜良
この絵のモチーフは、アルノ川に架かっているポンテ・ヴェッキオその他の橋と、ウフィッツィ美術館の所蔵するサンドロ・ボッチェルリのヴィーナスと、その絵の中で西風青年が吹き散らしている薔薇の花です。
 西洋絵画に現れる薔薇の中で、とりわけ好きなものです。
 40年以上も前、フィレンツェに行った時は、夕方、美術館に入り、ほとんど駆け足で中を走り回った記憶があり、そうでなくとも、世界の名画のほとんどは印刷物観賞愛好者なのです。
 フィレンツェには、ぼくの好きな貴族でファッションデザイナーのエミリオ・プッチがいて多分プッチ通りなんていうものもあるよな気がします